『ブランドカラー設定』は創造性を広げる鍵
■色を制限することにクリエイティブの危機を感じる?
人気ハンドメイドアクセサリー作家、講師になるための最初の一歩はブランディングです。
まずは、作品に統一感を持たせることが必要です。
そのためには使う色を限定し、ブランドカラーを作ることで、作品のブレを避け、作品の一貫性を保ちます。
「理解できるけれど、色を制限するのは嫌だ!」
「自由がなくなる」
「クリエイティブな作品が作れなくなってしまう!」
と、ときどきこんな拒否反応を示す方がいらっしゃいます。
果たして、そうでしょうか?
■制約があるからこそ創造性が広がる
意外に思われるかもしれませんが、制限されるからこそ、創意工夫が生まれ、作品の可能性が広がります!
作り手は、限られた材料の中で、最大限の工夫をすることが求められますが、だからこそ、今までに作ることができなかった革新的なアイデアが浮かんだり、新しいデザインを生み出すきっかけになります。
例えば、ブランドカラーをブルーに決めたと仮定しましょう。
写真のブルーのパールを使い、色の組み合わせで季節を表現します。
=基本の色=
=夏を表現=
=春を表現=
=秋を表現=
どうでしょうか?
おそらく、色の制限がなければ、色の組み合わせを工夫したデザインにはなっていなかったと思います。
その場合、季節感を作り出すことを一番に考えてしまい、ビーズも全く違うものを使っていたかもしれません。
メインカラーが変わらなかったからこそ、統一感が保たれたと思います。
■ピンチはチャンス!
「ピンチはチャンス!」とよく言いますが、ブランドカラーのために使う色を絞ることは、ピンチでもありチャンスにもなります。
色を絞ることで、今までに出会ったこともないデザインが、あなたを待っています!
そう思うと、なんだかワクワクしませんか?
制限を受け入れることは、決してマイナスではなく、新しいあなたと出会う素敵なチャンスになります。
恐れず前向きに、チャレンジしていきましょう!
Beads.Michel🄬(ビーズミシェル)
金田 美里