だれも教えてくれない?「インスタグラムで信頼を育てる基本のマナー」コメント編

ハンドメイド作家として活動していると

「インスタが苦手なんです」

「何を投稿したらいいかわからなくて…」

そんなお声をよく聞きます。

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でも、今日は発信内容の話ではなくもっともっと基本的な、でもとても大切なことについてお話したいと思います。

それは

「もらったコメントにどう対応するか」

ということです。

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ビーズアクセサリー講師23年
Beads.Michel® 金田美里です。

最近、SNSでのちょっとしたやりとりの中で「もったいないなぁ」と感じたことがあって、この記事を書くことにしました。

「いいね」だけで返していませんか?

たとえば、誰かがあなたの投稿に「かわいい作品ですね」「素敵ですね」とひと言だけコメントしてくれたとします。

このとき、「いいね」だけで返して終わりにしていませんか?

もちろん、忙しいときもあるし、中には宣伝目的やあやしいコメントもあるので、すべてに反応する必要はありません。

でも、いつも応援してくれているフォロワーさんや、親しくしている作家さんなど、本当に気持ちをこめてコメントしてくれている人にまで「いいね」だけで済ませてしまうのは、ちょっともったいない気がします。

コメントは“言葉のキャッチボール”

コメントって、いわば「気持ちのキャッチボール」です。

一言であっても、「あなたの投稿をちゃんと見て、感じたことを伝えたい」とわざわざ時間を使って書いてくれたもの。

それに対して、「いいね」だけで返されてしまったら…。

ちょっと切なくなってしまいませんか?

私自身、あまりコメントのやりとりを頻繁にするほうではないのでなおさらかもしれませんが、思わず「かわいい!」って心からコメントを入れたときに、何の言葉もなく「いいね」だけが返ってくると、やっぱり思ってしまうんです。

「ああ、こういう感じなんだな」って。

そうなると、次にコメントを入れようという気持ちが、少し遠のいてしまうこともあります。

きっと、似たような思いを抱いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

それに対して、たとえば


「ありがとうございます」

「見てくださってうれしいです」

「そう言ってもらえると励みになります」

そんな一言でも返すことで、関係性が大きく変わっていきます

心理学的にも、“同じ熱量で返す”のが大切と言われています

心理学の分野でも

「相手の言葉に対して、できるだけ同じ熱量・分量で返すことが、信頼関係を深めるコツ」


だと言われています。

たとえば、長文で感想を送ってくれたのに、「あ、そうなんですね」とだけ返したら、がっかりしてしまいますよね。

これは、SNSでもまったく同じです。

相手がどんな気持ちで言葉をかけてくれたのかを想像してその思いにきちんと応えることが、「この人、信頼できるな」「この人ともっと関わりたいな」という印象につながっていきます

結局、SNSは“人との関係”

「フォロワーを増やしたい」

「作品をもっと広めたい」


そう思ってSNSを始めたとしても結局のところ、広がりのきっかけになるのは、一つひとつの【人との関係】です。

そして、その第一歩が

「コメントへの返し方」にあるのだとしたら

これは立派な【集客の基礎】とも言えるかもしれません。

まとめ

コメントの返し方ひとつでも

「この人ともっと関わってみたい」

「また見に来たいな」

そんな気持ちを相手に届けることができます。

インスタの関係性は、実はこういう小さな積み重ねで育っていくもの。

ですが、難しく考えることはありません。

目の前にその人がいるように感じて、いつものあなたらしく、自然に返せばいいのです。

たとえば、ひと言「作品かわいいですね」と声をかけられて、何も言わずにうなずくだけ…

ということ、リアルな場面ではほとんどありませんよね。

SNSでもそれと同じで、端末の向こうには人がいるんです。

短くてもいい、一言でもいい。

気持ちを返すことで、つながりはゆっくりと深まっていきます。

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今日は、投稿の内容よりも先に大切にしたい、インスタでかかわってくれた方とのやり取りの中で心がけておきたい小さなことだけど、とても大事にしたいことをお伝えしました。

この「SNSで信頼される作家になるための話」は、もう少し続きます。

次回は、「作家さん同士のSNSでのつながり方」について、さらに掘り下げていきますね。