漆で作る『和のコスチュームジュエリー』2018年コラボレーション作品

漆作品を現代的に
気軽に付けられる
ファッショナブルなアクセサリーに

 

こんばんは。
自分で好きな材料を持って来て
好きなようにアクセサリーを作るワークショップ
「アクセサリー相談室」
★Beads.Michel(ビーズミシェル)金田美里です。

 

 

今年も漆作品が私の手元に届きました。

仙台で活躍されている
あとりえ青輝鳥
加藤 恵さんの作品です。

 

昨年、二人のコラボレーションは始まりました。
5つの漆作品を私がネックレスに仕立てました。

 

その作品は、ついこの間まで
大阪の国立民族学博物館で開催された
特別展『工芸継承』展に展示され
とても光栄な経験をさせて頂きました。

 

 

今年はこちらの2点がコラボ作品となります。
2018コラボ

 

 

2018コラボ作品1

◎塗り
錆地呂色上げ

◎加工
螺鈿(らでん):貝
本蒔絵(ほんまきえ):銀

 

漆の作品は、とても時間や手間をかけて
作られます。

 

木材に、ただ漆を塗っただけではないのです。
生地作りに幾つもの工程があります。

 

恵さんが私に見せて下さった下地
工程にも色々な段階があります。

漆下地1

   ⇩

漆下地2

   ⇩

漆下地3

その時は、詳しく説明頂いたのに
時間が経ってしまい記憶が定かではないのですが
(恵さん、ごめんなさい。)

 

3枚目の写真は「砥の粉を塗っている」と
おっしゃっていました。

 

こんな状態から、あの艶やか漆塗が
出来上がるなんて想像もつきませんよね?

 

そこまで手をかけなければならない
漆の奥深さを改めて感じました。

 

 

今回の作品には、作者の加藤恵さんが
仮のタイトル、テーマをつけています。

 

「To Me,To You」

節目の歳を迎える自分(Me)と
自分を支えてくれた全て(You)へ

 

全ては、お伝え出来ませんが

これまでの恵さんの人生
時間と空間
誕生と死
未来への希望・・・・

 

 

これを読んだ時に私は
これまで生きてきて
嬉しかったことや、悲しかったこと

 

生と死は背中合わせ。
人生は、実は、はかないこと。

 

だからこそ、過去、
そして、現在自分が生きていることに
感謝しながら、明日へ歩いていく。

そんなことを感じました。

 

今回のコラボレーションは
この世に生を受けたことは
それだけで意味があり、価値がある!

 

生き続けられる喜び

人は、その存在こそが素晴らしい!

 

そんなことをアクセサリーで表現できたらと
思っています。

 

 

と考えておりますが、まだノープランですが

加藤恵さんの作品がより輝きますよう
頑張りたいと思います!

 

オリジナルアクセサリーレッスン
Beads.Michel
金田美里でした。

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